「強み」を磨きニーズに応える 第5回 原則と事例 伝道・奉仕 マネジメントの知恵 第5回

 

連載各回はこちら →教会の元気を取り戻す マネジメントの知恵

教会に来る若者は減り、教会学校の参加者ゼロも耳にするなかで、教会員は高齢化し、伝道活動は低迷、という悲観的な雲行きが漂っています。これに流されいたずらにじっとしているとすれば、教会は「オワコン」、まさに社会から取り残されたもの、過去の遺物となってしまいます。活気に満ちた教会、参加が増えていく教会、参加する機会が待ち遠しい教会…、それは地域や隣人に向かって伝道・奉仕が実りを上げていくことによって現実になっていくと思われます。


 先にも書きましたように、私は化学繊維会社の営業を務めてきました。入社時は繊維の売上が70%くらいありましたが、現在では10%を下回る状況です。社会のニーズに合わせ提供する商品の重点を変革することによって会社としての成果を拡大してきているのです。その変革は決して行き当たりバッタリではありません。自らの強みとする化学技術を活(い)かし、社会の新しいニーズに応えてきた結果です。この変革がなければ間違いなく会社はオワコンとなり社会から姿を消していたでしょう。


 教会は、変わらない福音という強みを持っています。この素晴らしい強みを、変わりゆく社会や個人の実態にマッチして活かし伝えていくことが大切です。社会の働きと競争することにもなります。


 例えば、教会学校の活動が、子どもたちを取り巻いている学習塾やクラブ活動、お稽古事などに勝って魅力があり、保護者にとって「子どもの人生にとってかけがえのない機会」として送り出してもらうという困難な課題の克服が求められます・・・

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