日本基督教団・読谷教会の牧師で剣道五段の具志堅篤さん(写真)が、第13回沖縄ねんりんピック・剣道交流大会で優秀選手に選ばれた。東西対抗試合で具志堅さんは小手と面の2本を取って勝利。その試合ぶりが評価され、優秀選手3人の内の一人に選出された。ねんりんピックは、60歳以上を中心に、スポーツや文化活動を通じて健康増進や社会参加を啓発する催しだ。高齢者中心とはいえ、各種競技の参加者は相当な実力者がそろう。
具志堅さんは昨年夏コロナに感染。両肺が半分に委縮するほどの重症だった。数百メートル歩くだけで息切れがした。医師からは壊れた肺は元に戻らないと言われたが、そんなはずはないと多くの人に祈りの支援を頼み、ウォーキングなどセルフリハビリを重ねて、ついに肺はほぼ元通りに回復した。神の憐みを体感した。
おかげで剣道の稽古も再開することができた。毎日の素振りと週一の道場通いを続けて、今回完全復活を確信できた。中学高校と剣道漬け。19歳のとき沖縄南部地区大会で個人優勝をした腕前は62歳の今も少しも衰えていない。コロナ流行前まで、子どもたちの指導もしていた。
キリスト教と剣道はミスマッチという印象があるかもしれないが、決してそんなことはない、、、、、

2022年12月18・25日号掲載記事)