ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報が3月10日に編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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9日の夜オデッサ(ウクライナ全土)への大規模ミサイル攻撃があり、電力インフラなどが大きな被害を受けましたが、死傷者については報告がありませんので、なかったものだと思われます(心からそう願います)。お祈りに感謝します。

9日のミサイル攻撃の被害として、オデッサ地方では電力インフラの破壊・損傷だけが報道されましたが、リヴィウ方面で4名の方が亡くなったことが報道されました。

この一週間、私たちの知人の多くがバフムトで戦死したという知らせを受け、衝撃を受けるとともに深い悲しみを感じています。オデッサでも徴兵がさらに厳しくなり、多くの男性たちが路上、公共の場所で徴兵員に呼び止められ、徴兵事務所へ出頭するように命じられるケースが増えています。特に春に始まると予測される大攻勢に向けて、兵力の増員が具体化しているものと思われます。1日も早い戦争の収束を願います。

船越真人・美貴