東日本大震災から12年 気仙沼で「愛と希望のコンサート2023」開催
東日本大震災から12年目の3月11日、「愛と希望のコンサート2023」(宮城三陸3・11東日本大震災追悼記念会主催)が、宮城県気仙沼市の気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザPIER7の会場とオンライン併用で開かれた。対面での開催は3年ぶり。テーマは「まごごろをあなたに」
当日はゴスペル亭パウロさんが防災落語を披露し、続いてキャサリン・ポーターさんのハープ演奏、永井開、のぞみの夫婦ユニット「HOPEN」とゴスペルフォークシンガー神山みさの賛美が捧げられた。また、嶺岸浩氏(保守バプ・気仙沼第一聖書バプテスト教会牧師)が12年前の震災時の時の様子を語った。その後、地震発生の午後2時46分になると、会場に集まった参加者たちは起立し、サイレンと共に海側に向かって1分間の黙祷を捧げた。黙祷が終わると、趙泳相氏(石巻オアシス教会牧師)が震災で亡くなった人たちを覚えて追悼の祈りを捧げた=写真上=。(本紙で詳細)