神に愛されて生きる幸せを グリュックスクレー「幸せのクローバー」がコンサート
曲目はアリスファンにはたまらない「帰らざる日々」「涙の誓い」「昴(すばる)」などのほか、オリビア・ニュートン=ジョンの「そよ風の誘惑」や、ビートルズの「Let it be」など。60〜70年代に青春を送った人には懐かしく、若い世代には新鮮な曲の数々に会場は盛り上がった。
グリュックスクレーはドイツ語で「幸せのクローバー」という意味。その名の由来であるよつばキリスト教会(奈良市)の東たつお牧師がバンドリーダーを務め、和代夫人がキーボード、長男の道雄さんがドラム、奈良キリスト教会の香川勝彦さんがギター、さらに他教会から関恵嗣さんがベースで参加している、信仰と音楽でつながった超教派の仲間たちだ。今回はキーボードの香川伸子さん、ボーカルの香川望さん、ギターの花城有哉さんがサポートゲストで参加した。
定期的にコンサートを開いている同バンドは、地元テレビでも紹介されている。毎回のコンサートを楽しみにしているある参加者は「このバンドの魅力は、何といっても賛美の楽しさがあふれているところ」だと、話していた。曲の合間に東牧師は「私たちは神の愛と恵みに生きる幸せを伝えるために結成したバンド。神に愛されて生きることの素晴らしさを知ってください」と、呼びかけていた。