９月に開催される第７回日本伝道会議（ＪＣＥ７）の主要な集会のテーマと登壇者が決まった。30～40代を中心に幅広い働きの担い手が発言する。ＪＣＥ７各プロジェクトや多様な団体による分科会、バスツアーなどの企画も同サイト（https://jcenet.org/jce7/）で紹介されている。

本大会は９月19〜22日、岐阜県岐阜市の長良川国際会議場で開催される。本大会の現地参加は締め切っているが、オンラインで一部参加が可能。東海フェスティバルなど関連イベントも開かれる。

全国様々な地域でプレ大会が開かれ、地域からの声を集め、それらの声や現代の諸問題を踏まえ、ＪＣＥ７宣言文「『おわり』から『はじめる』私たちの祈り」が作成されている。大会前に発売される「宣教ガイド２０２３」の第10章にその解説と共に収録公開される。

毎月19日には、YouTubeチャンネル「第７回日本伝道会議」で祈祷会を開いている。7月からは双方向的なオンライン祈祷会を予定。
本大会では全体テーマ「『おわり』から『はじめる』宣教協力」のもと、三つのセッションとクロージングがある。各セッションでは聖書講演と提言、パネルディスカッション、事例紹介などがあり、クロージングでは閉会説教とＪＣＥ７宣言文の解説がある。

以下、各セッションの登壇予定者。

 

【日本の宣教の現状】

▽聖書講演
・山本陽一郎（同盟基督・多治見中央キリスト教会牧師)

▽現状提言
・「グローバル化の視点から」松沢実喜男（ホーリネス・神戸教会牧師）
・「次世代育成の視点から」中西健彦（ＪＥＣＡ・北栄キリスト教会牧師）
・「地域宣教の視点から」佐々木宏光（ルーテル同胞・愛子中央キリスト教会牧師）
・「日本基督教団の現状や課題を踏まえての応答」野田沢（日基教団・学生・青年センター総主事・牧師）

 

【宣教のゴール→「おわり」】

▽聖書講演
・塚本良樹(キリスト者学生会副総主事、東京福音センター・多摩ニュータウンキリスト教会)

▽パネルディスカッション
・佐藤岩雄（ＣＰＣ・ルイビル日本語教会牧師）
・グェン・ティ・クィ・ナ（東京ベトナムアガペーキリスト教会信徒）
・野尻道人（東京ＦＭ・みずほ台キリスト教会牧師）
・諸藤栄一（九州キリスト災害支援センター副本部長、単立・有明バイブルチャーチ協力牧師）
・ファシリテーター・秦真道果（ＪＥＣＡ・夙川聖書教会副牧師）

 

【これから「はじめる」宣教】

▽聖書講演
老松望（大阪聖書学院教師、単立・堺大浜キリスト教会教会スタッフ、ミニストリーつむぐ）

▽事例紹介
①ソリート（フィリピン福音自由教会インマヌエル・クリスチャン・フェローシップ牧師）、 野口恭一（大治福音自由教会協力牧師）
②中村恵久（クリスチャン ＩＴコミュニティ ＣＡＬＭ代表 、日基教団・下北沢グレイスガーデンチャーチ信徒）
③播義也（アジアンアクセス・ジャパン・ナショナルディレクター、保守バプ・恵泉キリスト教会牧師）
④高橋愛一郎（同盟基督・古川教会牧師、若宮わくわく食堂代表）

 

【クロージング】

▽閉会説教
小山健（単立・岐阜純福音教会牧師）

▽宣言文解説
青木義紀（同盟基督・和泉福音教会牧師）
近藤愛哉（保守バプ・盛岡聖書バプテスト教会牧師）

（2023年04月30日号 02面掲載記事）