小坂忠氏追悼 賛美集会でその遺志を共有
昨年4月に召された故小坂忠氏を追悼する賛美集会「ワーシップ・セレブレーション in KANSAI」が5月14日、大阪市中央区の大阪女学院ヘールチャペルで開催された。会場を埋め尽くした人たちは、小坂氏が遺したものに思いをはせつつ、熱い賛美と祈りを主にささげた=写真下=。
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最初に小坂氏の妻、小坂(高)叡華氏(秋津福音教会牧師、ミクタムレコード代表取締役)が「コロナ禍の教会で『リバイバル』という言葉がめっきり聞かれなくなったと感じます。小坂と私は、日本に賛美が満ちあふれ、リバイバルが起こされることを信じて働きを40年以上続けてきました。私たちは今も一緒に働いています」とあいさつした。
前半は、かつて小坂氏が毎月開催していた「大阪リバイバルプレイズナイト」のメンバーがリードしての賛美と「プレイズナイト」のメンバーでもあった大嶋重徳氏(鳩ヶ谷福音自由教会牧師)のメッセージ。大嶋氏は、小坂氏の思い出を振り返りつつ、エレミヤ書から「まだ若いと言うな」と、神の召し・神の力を信頼して働くことの大切さを語った。
在りし日の小坂氏の映像をはさみ、後半の賛美リードは、小坂氏の一人娘Asiah氏と、ミクタムのエムワーシッププロジェクトの面々。その中でメッセージを語った長沢崇史氏(カナン・プレイズ・チャーチ主任牧師)は、亡くなる1週間前に小坂氏と会った際の録音を流し「最後まで復活のキリストを信じることが一番大事」との姿勢を貫いた小坂氏の姿を紹介。ダニエル書から「たとえそうでなくても」信じ続けることのすばらしさを説いた。
最後は全出演者がステージに上がって小坂氏の代表曲「小羊イエスよ」を一緒に賛美し、小平牧生氏(ニューコミュニティ西宮チャペル牧師)の祝祷で幕を閉じた。
コロナ禍により、多くの人が共に賛美することができなくなっていたが、この日の会場には主への熱い祈りと賛美が満ち満ちていた。それこそが小坂氏が遺したものであり、そのバトンは確実に私たちに引き継がれている。【山口暁生】
(2023年06月04日号 06面掲載記事)
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