座長の神田氏

ウクライナにおけるロシアの軍事侵攻、民間軍事会社の背景、「ハイブリッド戦争」など現代の情勢を分析しつつ、良心的兵役拒否、平和主義のルーツと可能性をさぐる『戦争と平和主義―エキュメニズムの目指すところ』(富坂キリスト教センター編、いのちのことば社)が今年3月に刊行。聖書学、宣教学、歴史学、国際政治学などを専門とする様々な著者が執筆した。

執筆陣による出版記念パネルディスカッションが7月1日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開催され、刊行以後の世界情勢や執筆の背景を掘り下げた。

登壇者は神田健次(座長 関西学院大学名誉教授)、石田学(日本聖書協会理事長)、原真由美(担当主事 関東学院大学非常勤講師)、佐々木陽子(元・鹿児島国際大学福祉社会学部教授)、木戸衛一(元・大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)、中西久枝(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)、の各氏。

執筆者の一人、矢口洋生氏も駆け付けて挨拶をした。

ほかに山口陽一氏、クリスチャン・モリモト・ヘアマンセン氏も執筆している。

関連記事

☆『近代日本のクリスチャン経営者たち』出版記念特別講演会&ビジネスパーソン交流会2023年7月1日

「現代に聖書から平和を語れるか」石田氏 再出発の仙台書店共催で講演

クリスマスと平和の絵画 カフェで展示 渡辺総一「平和への祈り」展 

□―――――――――――――――――――――――――□
【お知らせ】★週刊「クリスチャン新聞」がリニューアルしました!!★

☆新たな装い 今求められる情報を伝道牧会の最前線へ
☆紙面レイアウトを刷新 文字が大きく読みやすく
☆独自取材による特集企画で教会が今直面している重要テーマを深く掘り下げる特集企画
☆教会の現場の必要に応じた新連載が続々スタート

□―――――――――――――――――――――――――□

★「クリスチャン新聞WEB版 https://クリスチャン新聞.com/csdb/」(有料)では、
1967年創刊号からの週刊「クリスチャン新聞」を閲覧、全文検索(1998年以降)できます。