「砲撃が頻度を増していることを実感しました」ウクライナ船越宣教師報告 2023年6月28日

ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報が6月28日に編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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今日、ヘルソンへ支援物資を届けることができました。ウクライナ軍のドニプロ川渡河作戦に対してロシア軍によるヘルソンへの容赦のない砲撃が頻度を増していることを実感しました(たえず凄まじい砲撃音が響いていました)。ヘルソンが守られるようにお祈りください。

 

今日のヘルソン(チェルノバイフカ)訪問でもっとも強い衝撃を受けたことは、チェルノバイフカ教会の倉庫に放射性物質から最低限からだを守るためのマスクなどが数多く用意されていたことでした(ある支援団体から提供されたものだそうです)。セルゲイ牧師たちは「あのカホフカ・ダムを本当に爆破してしまったロシア軍がザポリジャ原発に何もしないと思うほうが愚かですよ」と言っておられました。返す言葉がありませんでした。心からザポリジャ原発に何も起こらないことを願い、真剣に祈る必要を覚えています。

船越真人・美貴