日本キリスト改革派西部中会世と教会に関する委員会主催8・15集会が、8月11日に日本キリスト改革派神港教会を会場に、オンライン併用で開催された。講師は、2009年から沖縄で牧会する、日本キリスト教会沖縄伝道所牧師の川越弘氏。講演題は「沖縄の現状と沖縄宣教について語る」。会場77人、オンライン29人が参加した。

川越氏

「沖縄は、薩摩侵略、琉球処分以来、400年以上に渡って日本から差別されてきた。とくに天皇制護持のために沖縄を捨て石にし、1947年の“天皇メッセージ”によって基地が沖縄に集中し、安保条約・日米地位協定によって、今に至るまで国内植民地となっている。これまでの日本の繁栄の裏には、沖縄への屈辱的な犠牲があった。今は南西諸島に軍備を配置しており、いつ戦争になってもおかしくない。この沖縄で宣教活動をすることは、日本宣教のカギになる役割があると思っている。今日の沖縄の現状と、足りないながらも沖縄宣教の働きを分かち合いたい」として、沖縄の現状、歴史、宣教について語った。

集会はYouTube(https://www.youtube.com/watch?v=zhE9X2AEOtk)で視聴できる。