聖学院120周年 パイプオルガン奉献 「神を仰ぎ、使命を果たす」
学校法人聖学院(小池茂子理事長)が創立120周年を迎え、10月28日、さいたま上尾キャンパスのチャペルを会場に、記念式典、パイプオルガン奉献式・記念音楽会が行われた。
式典では、聖学院中・高卒業生で、前日本基督教団総会議長の石橋秀雄氏が第2コリント12章から「『弱い時こそ』-棘(とげ)から開かれる世界-」と題して説教。式辞では理事長の小池氏が、120周年をまず神に感謝し、「困難な時代の中で棘があるからこそ神を仰ぎ、教育の使命を果たしていく」と語った。
聖学院チャペルは、100周年記念として計画され、2004年の献堂を経て、パイプオルガンの設置・奉献をもって、完成した。礼拝での賛美、祈りを主要な目的として製作されたこのオルガンは、礼拝において、また学生の教育、地域貢献のために用いられていく。音楽会では、聖学院教会オルガン奏者の山田康弘氏が、オルガンの解説を交えながら、バッハ、メンデルスゾーンを演奏した。