オペレーション・ブレッシング・ジャパン(OBJ)は、孤立を防ぎ希望の〝つながり〟を届ける社会貢献プロジェクト「クリスマス・ギビング・アクション」を開催中だ=写真右下=。
同アクションは、経済的理由や病気、災害などで社会的・精神的に孤立している家庭や単身世帯へ、全国のパートナー(協力者)を通じてクリスマス・プレゼントを渡すというもの。コロナ以降深刻化する物価高や貧困、災害などで精神的・経済的に疲弊し、社会的に孤立している人たちへ、プレゼントと共に「つながり」を届ける社会貢献活動として2021年にスタート。昨年は12道府県30組のパートナーを通じ、640人にプレゼントを贈呈。パートナーの中には教会や自治会の人も多く含まれ、「身近なところで困っている人に目を向けるきっかけになった」と、地域の孤立化防止の一助につながっているという。「困っている・悩んでる誰かのために」行動を起こすムーブメントになることを目指し、今年はプレゼント配布対象者を千世帯に拡大し実施している。
実施概要は以下の通り。⑴プレゼント配布対象者=単身高齢者、ひとり親世帯、言葉の壁などで孤立しがちな外国籍の人々、災害被害者、その他社会的経済的に生きづらさを抱えている世帯など計千世帯。⑵プレゼント内容=米、クリスマスカード、オーナメント、菓子、絵本や文具など。 ⑶配布方法=当団体スタッフや全国各地にいるパートナーが一軒一軒届ける。
ОBJでは、同アクションのためのクリスマス募金と物資寄贈を募集中。詳細は特設ページURLhttps://objapan.org/christmas-giving-campaign/を参照。クリスマス募金はURLhttps://objapan.org/donation/donation-ob/から。期限は12月25日まで。

2023年12月10日号   02面掲載記事))