「ロシア軍はウクライナ東部の町マリンカを占領しました」ウクライナ船越宣教師報告2023年12月28日、29日

ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報が12月28日、29日、編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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12月28日

ロシア軍はウクライナ東部の町マリンカを占領しました(ただ、ここはもはや町と呼べる状態ではなく、瓦礫の山となっています)。ロシア軍は「停戦」どころか、さらに大量の兵士と砲弾を投入して前進を続けようとしています。

中期的な狙いはハリコフとオデッサ(その途上にあるヘルソンとニコラエフ)、長期的な狙いはウクライナ全土、そして、その先はNATO加盟国(バルト三国)への侵攻が始まることになるでしょう。今、ここでロシアの前進を食い止めなければ、世界の秩序は後戻りできないところに至ってしまいます。

12月29日

ここ数日、ロシア軍によるミサイル・ドローン攻撃は夜間に行われてきましたが、今日は朝から迎撃音が街中に鳴り響いています。どうか守りをお祈りください。いつも尊いお祈りに心から感謝しています。

船越真人・美貴・勇貴