伝道牧会に奉仕するとともに、キリスト者学生会(KGK)理事長、東洋ローア・キリスト伝道教会顧問を務めた、細川勝利(ほそかわ・しょうり)氏が、1月28日肺炎のため茨城県ひたちなか市内の病院で亡くなった。79歳だった。2月3日に告別式が常陸海浜広域斎場において、武田遣嗣氏(JECA・那珂湊キリスト教会牧師)の司式により行われ、栗原延元氏(仙台福音自由教会協力牧師)が式辞を述べた。喪主は夫人の細川澄代氏。

1944年、香川県で生まれる。PBAのラジオ番組「いこいの窓」を聞き、KGKのクリスマス集会でイエス・キリストを信じ、武蔵野泉教会で岩下三郎牧師から洗礼を受ける。大学卒業後、聖書神学舎で学ぶ。72年より、日本福音キリスト教会連合(JECA)北栄キリスト教会、浜田山キリスト教会、日本長老教会辰口キリスト教会、那珂湊キリスト教会で奉仕。2015年主任牧師を退き、J
ECA・緑が丘福音キリスト教会、糸井教会、ウィーン、パリ、ブリュッセル日本語教会で奉仕した。

16年には本紙に「宗教改革500年を機に─『牧師』を『牧使』に」を寄稿。「万人祭司を実現する一歩となり、真に意義ある宗教改革500年としたい」として、牧会者の呼称を改めることを提唱した。

著書に、『落ちこぼれ牧師、奮闘す!』『人生にビューティフル・ショット』『21世紀を担うキリスト者へ』他。

2024年03月03日号 03面掲載記事)