ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報4月19日、編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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いつもウクライナのことを忘れず祈ってくださっているみなさまに心から感謝しています。
オデッサはここ数日間ミサイル・ドローン攻撃がない状態ですが、ウクライナの他の地方では大きな被害が出ています。特に3月17日にチェルニヒウ(キエフの北東部の街)に爆撃があり、17名が死亡、60名以上が負傷しています。ロシア軍は容赦なくウクライナ民間人を攻撃し続けています。
ウクライナ東部では引き続きロシア軍がどんどんと押してきており、さらなる大攻勢が計画されていると言われています。ウクライナ軍がロシア軍の大攻勢に対抗して踏みとどまり、押し返せるのか、それは明日(4月20日)アメリカで行われる「ウクライナ支援継続」の決議によって大きく左右されると言われています。CIA長官のバーンズ氏も「アメリカがウクライナへの追加の支援ができなければ、ウクライナは今年末までに敗北する可能性がある」と明言しています。私たちは明日の決議を祈りながら見守っています。
ウクライナでは徴兵年齢が27歳から25歳に引き下げられる法案が通り、社会に大きな不安と動揺が広がっています。病院訪問では引き続き負傷兵たちからどれほど現場で武器や砲弾が不足して困窮しているか、それによって死者数が急増しているかを聞き、本当にいたたまれない思いになります。一日も早く侵略者たちがこの無益な戦争をやめて祖国に戻ることを願うばかりです。

兵士交わり会、戦没兵士家族の会も継続しています。水曜日には「迷彩ネットを作る会」を行っています。最近は、大学生たちも集っています(ほとんどがノンクリスチャン)。

この会を通して信仰に導かれる人々が起こされることを心から願っています。(4月29日、出来上がったネットをヘルソンの部隊に届けに行きます。)
本当にみなさまの尊いお祈りに心から感謝しています。みなさまの上に主の祝福が豊かにありますように、心から祈っています。

船越真人・美貴