日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は5月7日、教団創立75周年記念式典と記念聖会を行った。神奈川県横浜市内の会場では、300人近い教職者や、その家族らが一堂に会した。
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式典では、李永勲(イ・ヨンフン)氏(韓国・汝矣島〔ヨイド〕純福音教会主管牧師)をはじめ、水口功氏(日本福音同盟理事長、東京フリー・メソジスト桜ヶ丘キリスト教会牧師)、中見透氏(日本ペンテコステ協議会副議長、御殿場純福音キリスト教会牧師)、ジェフ・ハーテンズベルド氏(米国アッセンブリー世界宣教局アジア太平洋地域ディレクター)、顔金龍(イェン・チンロン)氏(台湾アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団理事長、台北神愛教会牧師)らが祝辞を述べた。ドミニク・ヨウ氏(世界アッセンブリーフェローシップ議長)、趙鏞穆(チョー・ヨンモク)氏(韓国イエスアッセンブリー教団)もビデオメッセージを寄せた。

上段左から、水口、中見、ハーテンズベルドの各氏。下段左から、顔、ヨウ、趙の各氏。

教団理事長の土屋潔氏により、「アッセンブリー宣言2024」が読み上げられた。50周年時の「アッセンブリー宣言」を土台としつつ、礼拝の中で信徒らが共に唱和し告白できるよう、平易な文で書かれたという。

土屋氏が宣言文を読み上げた

火ノ川京子氏(ユーオーディア所属、エヴァグリーン・チャペル信徒)はハープを演奏。台北神愛教会の賛美チームは、原住民の衣装に身を包み、民族音楽と現代日本のワーシップソングを組み合わせて賛美した。

火ノ川氏のハープ演奏


台北神愛教会の賛美チーム

聖会では、若手教職者らによるバンドが賛美をリード。
李氏が、姜一成(カン・イルソン)氏(西宮アガペー教会牧師)の通訳により説教。使徒2章から初代教会について語り、ペンテコステ教会の進むべき道筋を分かち合った。朝鮮半島におけるリバイバルの歴史も踏まえ「聖霊が充満すると教会は成長するが、それは悔い改めから始まる」と述べた。御言葉に充満した生活をし、教会が御言葉の宣言をすること、愛の実践を惜しむことなく、教会と教団が一つになること、聖餐を重んじることを勧めた。

メッセージを語る李氏

リバイバルは必ず起こる、と力強く励まし、李氏の導きで3度、「主よ!」と会場全体で唱和すると、異言と賛美が充満。教団の年間標語「御霊による絶えざる前進」が目に見える形で体現され、御業への期待高まる瞬間であった。

李氏のメッセージに手を挙げ応答する参加者ら

2024年06月02・09日号 12面掲載記事)