移動販売車「ビブロス号」始動!

 沖縄県那覇市にあるキリスト教書店ビブロス堂は、移動販売車「ビブロス号」を迎え、沖縄県本島内各地での販売を行っている。教会や超教派集会での信仰書やクリスチャングッズの販売はもちろん、キリスト教主義学校・幼稚園・保育園では、コストコで仕入れたパンやお菓子、IKEAの雑貨なども併せて販売している。こちらはクリスチャンでない方に受けがよく、園児のご家族や学生に喜ばれている。SNSで出張販売の情報を見たクリスチャンでない方が、販売会場の教会へ買い物に来られることもあった。

 いのちのことば社ライフセンター那覇書店(ビブロス堂の旧業態)時代には、軽トラックを改造した移動販売車「オアシス号」が、本島のみならず、沖縄県内の離島、さらには鹿児島県の奄美諸島まで巡回していた。ライフセンター那覇書店がビブロス堂に業務委譲、リニューアルした際にはオアシス号も委譲され巡回販売していた。しかし移動中の自損事故によりその巡回販売はストップしてしまっていた。2025年に入り、新たに営業用の軽自動車が与えられ、移動販売を再開し、少しずつ移動範囲を広げてきている。
 ただ、コロナ禍以降、離島への巡回販売は未だストップしたままだ。新しい移動販売車「ビブロス号」の将来的なビジョンは、その離島巡回を復活させることである。
(レポート・中村信義=ビブロス堂店長)

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