語り合いのなかで 礎が育つ 頌栄女子学院 学校特集③


頌栄女子学院 教諭
伊藤 舞

 神の栄光をほめたたえる「頌栄」を名前に冠した本校では「賛美と奉仕」を学院標語に掲げ、聖書の教えを徳育の基盤に置いています。
 1日の始まりは礼拝です。賛美歌を歌い、みことばに耳を傾け、感謝と祈りを捧げます。基本的には毎日クラスごとにホームルームで礼拝の時を持ちますが、週に1日ずつ、中学生と高校生がそれぞれ、ホールに会して礼拝を捧げる「合同礼拝」があります。そして金曜日には、英語の賛美歌を歌い、英語で主の祈りや聖句を諳(そら)んじる礼拝を捧げています。

 礼拝の中で生徒たちは、聖書日課に従ってみことばから与えられた思いを自分の言葉にして語ります。みことばの背景を調べたり、他の箇所とのつながりを考えたり、生徒自身の経験と重ねあわせて解釈したり……。

(次ページで、聖書の学びと礼拝、人間的成長などについて、約1300字)