
若い世代への伝道を励ますことを目的としたイベント「関西フォーラム2025」が、6月21日、大阪クリスチャンセンターで開かれた。100人を超える参加者が会場に集い、楽しく、また真剣に分かち合った。
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同フォーラムは、信仰決心者が多いと言われる4歳から14歳の世代への伝道と信仰成長を推進する「4/14(フォーフォーティーン)の窓運動」を関西でも推進しようと開催されているイベントで、今回で5回目。
テーマは「見せようイエスさまを!」。昨秋いのちのことば社から出版された同名の本を題材に、教会学校(CS)や子育てに関わる大人たちが子どもたちとの時間の中で福音を宝物とし、その感動や喜びを伝えていけるよう、一緒に考えることを目指した。
第一部の基調講演は、松尾献氏(単立・木山キリスト教会牧師)による「子どもに届くメッセージの作り方」。ルカ5章1~11節を題材に、実際にCSメッセージを作っていく手順を「さわる」「深める」「たしかめる」「つくる」「けずる・みがく」の5段階に分けて提示し、各参加者はそれぞれの段階で周囲の人たちとも分かち合いながら取り組みを進めた。自分一人では得られない視点に交わりの中で出合うことも体験しつつ、松尾氏のユーモアと愛情と示唆にあふれたリードで、それぞれの学びが深まっていく。毎週のCSで子どもたちに味わってほしい体験だったと言える。
第二部は、『見せようイエスさまを』の訳者、楠望氏からのビデオメッセージが流された後、パネルディスカッションへ。松尾氏に太田真実子氏(MB石橋キリスト教会副牧師)と老松望氏(大阪聖書学院教師)が加わり、次世代伝道の場での経験や悩み、葛藤などを率直に語り合った。さらに会場から寄せられた「CSの準備に十分な時間やエネルギーを割けない」「イベントに集まった子どもたちが毎週のCSにつながらない」などの質問を受け、一緒に考えながら議論を深めた。
参加者からは「説教だけでなく生き方からも福音を証しする大切さを改めて教えられた」「自分が表面的なことしか語れていないことに気づいた」「できることをできるだけやることが大切だと改めて思った」などの感想が聞かれた。【山口暁生】
