〝恩恵〟と〝威圧〟の支配 戦後の事例から 2・11東京集会

講演する藤野さん

 

「建国記念の日」とされている2月11日は、「信教の自由を守る日」として、各地の教会、市民の集会が開かれている。

旧紀元節、「建国記念の日」制定に抵抗してきた「2・11東京集会」の第59回が、東京・新宿区の日基教団四谷新生教会で開かれた。「象徴天皇制と差別」と題して、ハンセン病や部落差別の歴史を調べてきた藤野豊(日本近現代史研究者、元敬和学園大学教授)が語った。

慰問や巡礼に努める「平成流」の象徴天皇像の背後にある取り締まりや血統の重視など、戦前戦後一貫する天皇制の差別の問題を証言・記録の事例と共に紹介し、注意を促した。

同会では基調報告として、天皇制、教育、ジェンダーバックラッシュ、憲法、沖縄・基地問題、原発、建国記念の日、などの動向・解説が紹介。同集会の宣言文が採択された。

当日配布の宣言文案から(会場からの意見で一行目「日本」を「日本政府」に修正することが承認された)

詳しくは紙面で

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