
「読書は豊かな人を、話し合いは即応力ある人をつくる(Reading makes a full man, conference a ready man.)」F・ベーコン。読書会の二要素は「読書」と「話し合い」だ。
目次
始めたきっかけと既存の書物たち
コロナ禍収束時に教会全体に小グループで何かできないかの牧師提案に呼応し、読書会組織化が始まる。礼拝堂書架に信仰良選本、聖書訳(英・独・西・韓・希、七十人訳、ウルガタ訳)に加え、神学書、注解書、事典、児童本が約千冊。先人の努力に感謝しその財産を生かし、グループ交流ができる物(本)と者(人)の総合化の2020年代の次はJust Do It .
方策と継続
第五週聖日後は集会が無いのでそこに着目。五週は丁度春夏秋冬と巡ってくる間隔。第五週は〝醍醐味〟の読書会(12時10分より90分)、朝の礼拝も、と案内。現在総勢十数人のこの会に他教会からも参加。蔵書への追加は常時受付けの献本と地域の図書館の除籍本。説教での引用本は該当箇所前後のファイル化で興味喚起。現読書会は本の著者も複数名いるので立体的になる・・・
(次ページ[下部にログインボタン]で、迎えるスタイル、案内と報告、司会やリーダー、誘因力=誰と出会うか読書会、意識や行動、など)
迎えるスタイル
呼び物として教会のソリストとクラリネット演奏、そして飲食はスナック類差入れを感謝。一応会が終わり〝中締め〟をし、自由参加の発展編を30分プラス。既読本は図書カードに記入し消毒箱に返却がルーティン。
案内と報告
一か月前に週報でレポーターが課題図書の要点と〝読みどころ〟を案内、一週前には牧師お勧め文を掲載。祈祷会で祈る。教会総会には写真(牧師夫人担当)付の活動報告をする。読書会の配布資料は後日受付の机上に「ご自由にどうぞ」と全員に案内。
司会やリーダー
毎回レポーターを決めその方が司会進行。全体的な運営は図書係3人が奉仕し、随時打合わせをする。読書は万人に開かれ、誰でも自由に関われる世界なので、牧師/信徒/求道(来会)者といった教会の立場は問わず、課題本を中心に個々人の感受性を共通属性にしている。ただ社会上の特性は「賜物」としてその所属先云々(うんぬん)ではなく、教育・文芸・医療・福祉・実業・音楽・家庭などなどで培った多種多彩の特色からにじみ出る人生の経験知、知見・智恵は作品への鑑賞力や人間社会への洞察力向上に〝使える〟(usable)特性。本を友とし「生き方」の追体験は次の段階に進んで行く。さらに渇きを通して充実する醍醐(だいご)味は「エペソ3・18~19」。
誘因力=誰と出会うか読書会
読者は場所を超え好きな時間に多種多様の人生に触れることができる。特に信仰書が提供する世界は深い感動を呼び起こし、心に感銘を与え、それを生み出す大元に人間次元を凌駕(りょうが)する神の存在と臨在がある。その感謝の告白に至る人間の軌跡は神が出所を担保、と確信している。人生の試練に煩悶(はんもん)や葛藤があれば、一層紆余(うよ)曲折を経た心の浄化「カタルシス」に目が潤む。救いに至る証しの緊張と解決に人は同期するもの。
意識や行動
読書会で紋切型の話や思い込みから日常素通りしている世界に気付くとよく聞く。教会内外の求道の方は課題本を読んで参加している。クリスチャンが読んできてないのは〝ウーン〟。レポーターがまとめる粗筋の故か⁉ まっ、こんな〝読後〟の話合いには皆積極的。スタンスは参加者自身の意見ではなく、レポーターが選んだ本の内容やその著者の話題に集中。その分本音で話し合える。
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