「しなやかに」「悲しみで終わらない」森さんら 阪神淡路大震災追悼の祈り会

阪神淡路大震災追悼の祈り会(モリユリ・ミュージック・ミニストリーズ主催)が、1月17日、大阪市の大阪クリスチャンセンター小礼拝堂を会場に開催された。
この日は、あの震災から31年目となる追悼日。30年の節目を越え、どうすべきか祈らされたが、継続することの大切さを示され、開催の運びとなった。

賛美と語りをする祐理さん

当日、小礼拝堂には約40人の方々が集まり、祈りの時をもった。
福音歌手・森祐理が司会を務め、大阪クリスチャンセンター理事長・岸本大樹牧師が開会祈祷。
モリユリ・ミュージック・ミニストリーズ理事長で、震災で息子を失った森尚江さんが登壇。居るはずのない下宿に電話をかけ続けた当時の悲しみと、その後の主の恵みを語った。
続いて、ハンガーゼロ前理事長・清家弘久氏より、能登半島地震被災地からの祈りの課題が分かち合われた。同じくハンガーゼロスタッフで能登半島に実家がある鶴浦敏弘氏は、自分が被災者の立場になって初めて気付いたことや能登半島支援の状況について語った。
また参加者の中から木下由美さんが、震災を通してうつ病になったが、その苦しみを通して洗礼を受けたこと、まだ乗り越えてはいないが、向き合っていきたいと語ると、参加者から応援の拍手が起こった。

追悼メッセージは、豊田信行牧師(ニューライフキリスト教会)が取り継がれた。苦しみを頑張って乗り越えようとすると心が折れてしまうかもしれない、しなやかに向き合っていくことが大切だと語られた。
森祐理は、会衆賛美を導きつつ、「悲しみは悲しみで終わらない、主の希望を胸に刻んで、この新しい年も歩き出してほしい」と語り、最後の祈りを捧げた。登壇者、参加者が共に、震災に思いを巡らし、神のことばに深く耳を傾ける恵みに満ちたひと時となった。
(報告・森祐理記)

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