10月27、28日、千葉県市川市の山崎製パン総合クリエイションセンターで開催されたキリスト全国災害ネット(全キ災)=北野献慈世話人代表=主催の第12回全体会合。34団体52人が参加した全体会合の初日前半は、開会礼拝、セッションⅠ「各団体災害支援活動報告」が行われた。

開会礼拝では、横田法路氏(NPO法人九州キリスト災害支援センター〔九キ災〕理事長)がメッセージ。「あなたも行って、同じようにしなさい」(ルカ10・37)を上げ、教会が災害支援活動を行う三つの目的を挙げた。
第一に、御言葉の実践。「『あなたも行って、同じようにしなさい』は、隣人を愛することはどういうことかを知ること。このイエスの言葉を実践するところに、災害支援の出発点がある。九キ災が立ち上がった時、特別伝道集会で佐藤彰氏(保守バプ・福島第一聖書バプテスト教会牧師)が、『日本の教会は自然災害で振るわれる。自然災害の時、日頃語っている「隣人を愛しましょう。困っている人を助けましょう」という言葉が試される』と言われた。自然災害は、日本の教会が避けて通れないテーマだ。これらの中で、イエス様の心を実践していくことがスタートだ」
(次ページで、支援と教会のメッセージの続き、岡田氏からの報告など、約1700字)
