「ガザに食料配布計画も」ハンガーゼロ 2025年クリスマス募金受付中

ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)は、「2025年クリスマス募金」の受付を12月1日から開始した。コンセプトは「『クリスマスforピース』~クリスマスに平和を求め、支援を届けよう~」。ハンガーゼロの活動地で飢餓や貧困と戦い平和をつくり出す歩みを続けている人々を心に留め、祈りと支援を届ける。また食料不足が深刻な「ガザ地区」への支援も計画している。

左は「2025年クリスマス募金」のロゴ。右は南スーダン難民キャンプに届けられた医薬品

【南スーダン】学校給食や避難民キャンプの支援継続

 南スーダンは2011年にスーダンから独立したが、国内の政治的対立による武力衝突が続き、国内避難民も多く治安が安定しない。2023年4月に勃発したスーダン危機のため難民が流入し、人々の生活を更に圧迫している。ハンガーゼロは現地パートナーであるライフ・イン・アバンダンス(LIA)と協力し、ルンベック州マブイ村の小学校で全校生徒への学校給食支援を行うほか、カナダのパートナーであるユニバーサル・エイド・ソサエティ(UAS)と協力し、難民キャンプや国内避難民キャンプに医薬品を届けている。

【ケニア】養蜂で女性や若者への経済的機会を創出

 遊牧を営む人たちが暮らすケニア北部のカラ村では、気候変動や経済的疎外などの課題に加え、家畜を巡る部族間の紛争が繰り返されている。干ばつや洪水、食料不安、更には生計手段が限定的であることが状況を悪化させてもいる。ハンガーゼロは現地パートナーである国際飢餓対策機構ケニアと協力し、住民が始めている養蜂の取り組みを支援することで、特に女性や若者にとっての経済的機会を創出し、地域コミュニティーが持続可能な生計と環境保全を両立させ、将来の世代を支える力を得ることを期待している。

【フィリピン】住民主体の地域変革で脅威に対抗

 ハンガーゼロの現地パートナーであるハンズ・オブ・ラブ・フィリピン(HOLPFI)が活動しているミンドロ島でも「新人民軍(NPA)」と呼ばれる反政府組織が活動している。支援コミュニティでは、NPAに協力しない住民が勧誘されたり、収穫を妨害されたりしている。HOLPFIは、村のリーダーたちが住民主体の地域変革(VOC)を進め、コミュニティー全体の結束を固めてNPAに対抗していけるようサポートしている。

【ガザ地区】 海外パートナーを通じ食料配布を計画

 2023年10月以降、2年間に及ぶ戦闘でガザ地区の約6割の建物が破壊され、人口200万人のうち9割が避難を余儀なくされた。国連の世界食糧計画は、ガザ地区では食料の不足が深刻化し、人口の4分の1に相当する50万人以上が飢餓状態にあり、ただちに食料の配布が必要との声明を出している。ハンガーゼロは、今年5月以降ガザ地区で食料配布を進めてきた海外パートナーのサマリタンズ・パース(米国)を通じ、食料の購入と配布の資金協力を行っていく計画だ。

 受付期間は12月から2026年1月末まで。募金目標は800万円。募金は「クリスマス特設ページ」から、クレジットカード、コンビニエンスストア決済が利用できる。

 郵便振替でも受け付けている。送り先は、郵便振替 00170-9-68590 (一財)日本国際飢餓対策機構(「クリスマス募金」と明記)

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