日本宣教学会にローザンヌCEO・オー氏が登壇「日本人の貢献が必要」 6月27日開催

オー氏。2024年ローザンヌ世界宣教会議で

日本のキリスト教宣教を学術的に検討する日本宣教学会の第20回全国研究会(第22回総会を併催)が、6月27日、横浜市の関東学院大学横浜・関内キャンパスで開催される。基調講演には、世界的な福音主義宣教ネットワーク「ローザンヌ運動」CEOを務めるマイケル・オー氏が来日して立つ。演題は「なぜ世界の宣教に対して日本人の貢献が必要なのか」。基調講演は無料、その後の研究発表は参加費1000円。Zoom参加も可能だ。申込締切は19日まで。

今回の全体テーマは「グローバルな日本社会におけるキリスト者のアイデンティティー形成Ⅳ」。急速に多文化・多宗教化が進む日本社会のなかで、キリスト者としての信仰的アイデンティティーをどう育み、また世界に向けてどう発信するかを、研究者・実践者が横断的に議論する場となる。

国際ローザンヌ運動CEOが基調講演

韓国系アメリカ人として米国に生まれたオー氏は、ペンシルバニア大学で学士・修士・博士号を取得したのち、トリニティ神学校で神学修士号、ハーバード大学で東アジア地域研究の修士号を修めた。2004年から16年にかけて家族とともに名古屋に在住し、宣教師として働く傍らキリスト聖書学園を設立。神学校教育・カフェ・ミニストリー・教会開拓など多面的な日本宣教に携わった。現在も同学園の理事長およびキリスト聖書神学校の総長を務めている。

07年にはローザンヌ運動の理事に最年少で就任し、13年にインドで現職に就任。24年9月には韓国・仁川市で開催された第4回ローザンヌ世界宣教会議を主導した。

3本の研究発表

研究発表は以下の3本が予定されており、それぞれ心理学・デジタル人文学・歴史社会学の観点から日本のキリスト教宣教に迫る。

・「キリスト教に関わる日本人の宗教性発達に関する心理学的研究――キリスト教と心理学が結びついた先に生まれるものとは:新たな連携・協働の提案」松島公望氏(東京大学)

・「ヴィンチェンツォ・チマッティの宣教観――生成AIを用いた約6000通の書簡分析に基づいて」岡本大二郎氏(サレジオ会司祭)

・「近代日本におけるキリスト教宣教の争点――日本社会にとってキリスト教は道徳か、習俗か、信仰か」和寺悠佳氏(青山学院大学)

講演、研究会申し込みは、日本宣教学会ホームページから

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