岡山氏 「最後が分かれば、現在の苦難を乗り越えられる」「再臨教理セミナー」で

 「主の再臨が大きな恵みを私たちに与える」と岡山氏は言う。日本イエス・キリスト教団関東教区は、『黙示録の希望 終末を生きる』(いのちのことば社)の著者、岡山英雄氏(JECA・東松山福音教会牧師)を招き9月23日、「健全な再臨信仰」をテーマに「再臨教理セミナー」を、東京・杉並区南荻窪の荻窪栄光教会で開催した。共催は再臨待望同志会。

「主の再臨の確かさ」について講演する岡山氏

 岡山氏は「主の再臨の確かさ」、「主の再臨のすばらしさ」の題で2回講演。「主の再臨が大きな恵みを私たちに与えるものだ。逆にこれを信じていないとこの恵みが失われてしまう。日々の信仰生活と再臨信仰との関係を明らかにしたい。再臨信仰は私たちの信仰を励まし、強め、恵みを与えるすばらしいものである。再臨信仰が信仰生活をどのように変えていくのか、実践的なことに焦点を合わせて語りたい」と、主旨を説明した。

 第1回目の講演では、最初に終末論についての大まかな流れを説明。「天地創造、イエスの十字架と復活があった。これから大患難期、キリストの再臨、携挙、千年王国、最後の審判、新天新地へと続く。マタイ24章を見ると、再臨直前には、今までになかったような困難、試練の時が来る。今、世界で起こっていることを見ると、いよいよ厳しい時代に入ってきているのではないかと私は感じる」

(次ページで、再臨についての考察)