
被造物全体を視野に入れた、全世界、全教会規模のキャンペーン「被造物の季節」が今年も、9月1日から10月4日までの期間に行われる。今年のテーマは「被造物との平和」(イザヤ32・14~18)。単に戦争がない状態の「平和」に限らず、神、自分自身、人類、他の被造物との関係を包含する聖書の「シャローム」を提示している。
同ホームページから、ガイドブックをダウンロードできる。テーマ解説、祈祷文、イベントや活動のアイデアが紹介されている。テーマ解説では現代社会の人間活動の中に、「持続不可能なライフスタイル、過剰消費、永続的な汚染、使い捨て文化」をもたらす「被造物に対する戦争」があると指摘。「神の正義が回復されたとき、被造物は平和を見出す。教会は、神学と、悔い改めと正義を求める預言的な呼びかけに基づき、気候変動、農業、生物多様性に関する取り組みに世界中で取り組んでいる」と励ます。また今年は、「ニカイア信条」成立から1700年となることに注目。解説では、三位一体の神への信仰に基づいてイザヤ書32章を解釈し、行動を促している。
9月1日には、オンラインでの祈祷会を実施。専用アプリ「Season of Creation」でスマホなどから期間中の聖書日課を利用できる。最終日10月4日は、青年たちによる祈祷会で締めくくる。
2月に公開された紹介動画には、様々な国際リーダーが登場する中で、世界福音同盟国際大使のエフライム・テンデロさんがコメント。テーマのイザヤ32章に触れ、「人間の破壊的な行動が地球に悪影響を及ぼすという事実を強調している。神の被造物に対する計画は、正義と平和をともなうが、人間の罪は被造物全体に、戦争や苦しみをもたらす」と警鐘を鳴らした。
正教会、カトリック、世界教会協議会、世界福音同盟・ローザンヌ運動被造物ケアネットワーク、ア・ロシャなどの教会組織やNGOが協力する。日本でも著書『被造物ケアの福音』(いのちのことば社)を刊行したデイブ・ブックレスさんが中心メンバーとしてかかわる。
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