【関西だより】障がい者福祉施設コルメナ15周年 利用者の作品でアート展

大阪府高槻市にある障がい者福祉施設コルメナが、15周年を記念して、利用者のアート作品展を開催する。

コルメナは、特定非営利活動法人ノーマライゼーション高槻が2010年に開所した、知的障がい者が通う通所福祉施設。08年の法改正で生活介護事業の担い手がNPO法人等にも拡大されたのを受け、大阪府下ではNPO法人として最初に施設設置の認可を受けた。
コルメナとはスペイン語で「ミツバチの巣」を意味する。利用者、スタッフ、協力者が共に作り上げていく場所となってほしいと願って名付けられた。毎日30人弱の利用者が通い、さまざまな活動をしながら時間を積み重ねている。そんな活動の中で、開所当初から絵画や刺繍(ししゅう)に取り組む利用者も少なくない。
20年、開所10周年という節目に、そんな作品を多くの人たちに見てほしいとアート展が企画された。「見ていただいた方にも何か響くものがある展覧会にしたい、、、、、

コルメナのWebサイト(colmena.jp/)。

2025年05月04日号 06面掲載記事)

 

利用者の作品
利用者の作品