前回、厚生年金に加入することで将来受け取れる年金額が増えることを伝えました。一方、社会保険加入により教会は保険料二分の一を負担することになり、すべての教会が社会保険に加入できるとは限りません。そこで、今回は国民年金に加入している牧師の年金額を増やす方法をお伝えします。
前回
⑴保険料、未納期間を作らない
「国の年金は将来どうなるか分からないから、保険料は払わない!」こういうことを言う若者がいますが、保険料未納は避けるべきです。そもそも年金制度がすぐに破綻するとか、将来はもらえなくなるなどということは常識的にはありえません。保険料を納めないと大損もします。支給される年金の半分は国が負担している、つまり半分は税金が入っているからです。保険料を未納にしておくことで、国が負担してくれる年金の二分の一を自ら放棄していることになります。生活が大変で納められない時は、保険料を未納にせず必ず免除の手続きを行います。
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