イラン空爆 現地クリスチャン、自由への希望を祈る イスラエル人も

トチャール山からのテヘランの街並み。作者: Shie0924 Photo AC  photo-ac.com/

2月28日、米国とイスラエルは、イランを攻撃し、最高指導者ハメネイ師の殺害が報じられた。米国、イラン、イスラエル人のクリスチャンはどう考えるか。本紙提携の米国誌「クリスチャン・トゥデイ」が緊急のレポートを複数寄せた。

第一のレポート「ハメネイ師後のイラン」(2月28日)では、宗教と民主主義研究所のマーク・トゥーリー氏が、1979年のイラン革命以来、米国にとって「常に悩みの種」だった対イラン政策、イラン国政について振り返り、「ハメネイ政権が崩壊すれば、ほぼすべてのアメリカ人が歓喜するだろう」と述べ、イラン国民にとっても現政権は不人気であり、それは「専制政治だけでなく、停滞した経済や世界の多くの国々との敵対関係も原因」と分析。「アメリカのクリスチャンとして、私たちはイランが紛争と抑圧から解放されることを祈らなければならない」と勧めた。

第二のレポートは、「イランのクリスチャンが自由なイランの希望を祝い、祈る」(3月1日)だ。第二のレポートの全文訳を以下に掲載する。

§    §

米・イスラエル合同攻撃により、長年にわたり信者を迫害してきたイスラム政権の最高指導者ハメネイ師が殺害された。

記・ジル・ネルソン

米国とイスラエルは土曜日、イランに対する大規模な共同作戦を開始し、イラン最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師を殺害、さらに全国1000以上の標的を攻撃したと、米軍は発表した。

それ以来、国外イラン人キリスト教団体は、イラン国内の教会との連絡に苦労している。ロンドンを拠点とするイランの宗教の自由擁護団体「Article 18」の代表、マンスール・ボルジ氏は、インターネットがほぼ完全に遮断されたため、イラン国内のキリスト教徒からのメッセージはわずかしか受け取っていないと述べている。

届いたメッセージのほとんどは、攻撃のニュースと「圧政の終焉への期待」を祝うものだったとボルジ氏は述べた。一方で、今後の状況への懸念を表明するメッセージもあった。「米国が合意を結んで、『傷ついた狼』の延命を図るのではないかと懸念する人もいる」と彼は述べた・・・

(次ページで、中東情勢と、イラン人クリスチャン、イスラエル人クリスチャンなどの声)

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