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レビュー BOOK:『ルターの祈り』石居正巳編訳(リトン、1,260円税込)
宗教改革者のルターは祈りの人でもあった。「正しい祈りから遠ざからないように、そしてついには、自分の仕事の方が必要だなどと考えないように」という言葉は「忙しい」と思いがちな現代人にとっても戒めとなる。感謝や悩みなど、テーマ...
レビュー BOOK:『苦縁 東日本大震災 寄り添う宗教者たち』北村敏泰著(徳間書店、1,995円税込)
礼拝、お経、祝詞…キリスト教を含む「宗教」は、儀式をもつものだが、その基礎にある「いのち」「死」が、震災後むき出しになった。宗教者たちは被災地の人々と苦しみをともにしたことで、既存の団体とは違う、人々との新たな結びつき「...
レビュー BOOK:『キリシタン官兵衛 下巻』雑賀信行著(雑賀編集工房、1,470円税込) 評・山口陽一
宣教師資料から甦る官兵衛 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が岡田准一の人気と相まって好調のようです。ドラマ初回では、若き官兵衛が堺でルイス・フロイスの説教を聴くシーンがありました。新島襄と八重の信仰が証しされた前回の「八重...
レビュー BOOK:『涙とともに見上げるとき』ニコラス・ウォルターストーフ著(いのちのことば社、1,365円税込) 評・伊藤順造
慟哭から光を希求する心 心に残ることばを書き出しながら、ニコラスさんとの4時間40分の対話を終えました。ざっと流し読めば1時間半の本です。しかし、ニコラスさんと同じ体験(我が子に先立たれる)をされた方は、読み続けることが...
レビュー MOVIE:「あなたを抱きしめる日まで」(3月15日より全国ロードショー)
50年前に生き別れた息子を想い、その消息を訪ね歩く母親の物語。だが、同行するジャーナリストによって浮き彫りにされていく知らされていなかった出来事が、重く衝撃的な顛末へと導いていく。 物語は1950年代初頭。アイルランドの...
映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」――死の恐怖に支配された“区域”からの脱出者
昨年(2013)12月12日に北朝鮮最高指導者・キム・ジョンウン(金正恩)の伯父で後見人として権力の中枢にいたチャン・ソンテク(張成沢)が、「国家転覆陰謀行為」により死刑判決を受け即日処刑された出来事は、北朝鮮の権力闘争...
映画「コーヒーをめぐる冒険」――ほろ苦くも後味に魅かれる人生賛歌
昭和の懐メロ「一杯のコーヒーから」は、米穀統制令が発令され食糧事情が緊迫する時代に、ジャズテイストでモダンな曲調からコーヒーの香りと豊潤な味わいの恋と夢とを歌っていた。21世紀のドイツ青年は、一杯のコーヒーを飲めないツキ...
映画「怒れ!憤れ! ステファン・エセルの遺言」――デモはテロではない!民衆の声だ!
特定秘密保護法案に反対する霞ケ関でのデモを評して政府与党の石破茂自民党幹事長は、自身のブログで「ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。主義主張を実現し...
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