最新ニュース
「同性愛」と聖書解釈〈4〉配慮が偏見を増幅の恐れも 神の国の完成へ深い牧会を
本書のテーマと直接つながるわけではありませんが、教会の誤った権威主義、カルト化や各種ハラスメントの温床となりうるものゆえに、教会全体の意識改革は喫緊の課題です。たとえば「壮年」、「婦人」、「青年」、「子ども」という区分、教会員の男女別統計の是非などはオープンに議論されてよいテーマとも思います。 牧会的視点の重要性 第六に「牧会的視点の重要性」です。自らゲイであることをカミングアウトしつつ「伝統」を重んじるウェスレー・ヒルの「霊的友情」の主張や、同じく「伝統派」のスティーブン・ホームズが結論で示す「牧会的便宜」の主張は重要であり、それらが実現可能かの具体的検討とともに、そもそも「牧会」概念の内実を問う作業を繰り返す必要があるでしょう。牧会的な「便宜」や「配慮」のつもりが実際には善意に基づく偏見や誤解を正すことなく、かえって増幅させる恐れがあることや、当事者性を無視・排除したかたちで教会の自己満足に着地するような事態は避けなければなりません。 評者がかつて自らの性的指向について悩むクリスチャン家庭の若者から聞いた言葉は忘れられません、、、、
【書評】説教と対談で、教会と牧師の物語を立体化
壮大な神の物語に書き込まれた教会の物語、その教会に37年仕えた牧師の物語、この二つを重ね合わせ、横からも裏からも光を当てて立体視させる、ユニークな退任記念説教集が世に出た。 横から、というのは、この説教集が...
国体無謬の信仰で大東亜戦争は「聖戦」とされた 連載 教会の土台を〝共に〟考える⑤
戦後80年特別連載 教会の土台を〝共に〟考える 戦後80年となる。世代交代が進み、戦中、揺さぶられた教会の歴史を考える機会が減っているかもしれない。本連載では、日本キリスト教史を専門とする山口氏が戦中の教会を考える上での...
情報クリップ
【兵庫】キリスト教の世界シリーズ「エレミヤの召命記事と私」(キリスト教の世界委員会主催) 6月3日14時~。神戸市、神戸バイブル・ハウスで。入治彦(日基教団・三木志染教会牧師)。千円。Mail kobe-bible-ho...
全地で共に教え育てよう 第四回 ローザンヌ世界宣教会議より ⑳終
第四回ローザンヌ世界宣教会議(昨年9月)より。最終回も記者が出会った海外参加者の感想を紹介する。【高橋良知】 https://xn--pckuay0l6a7c1910dfvzb.com/?p=51016 [ネパール]ミ...
バプテスマが大きな喜び しかし停戦会談不調に疲労感 ウクライナ船越宣教師レポート
5月16日にイスタンブールで行われたウクライナ・ロシアの代表団による停戦協議は決裂、その後のロシア・プーチン大統領と米国トランプ大統領の電話会談もなされた。在ウクライナの船越真人宣教師が、その思いと、この期間の教会の働き...
最新紙面
※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です

※ ログインが必要です





