8月19日落ち穂

 この1月、オランダでブラザー・アンドリュー夫人のコルネリアさんが86歳で逝去した。筆者は、夫人に一度だけお会いしたことがある。ブラザー・アンドリューと言えば…

8月5日号落ち穂

 「どうしてもこの絵が見たかったのです。わたしは美術大学を卒業する直前に、ヨーロッパの絵画をこの目で観たくて、リュックを背負って40日間ほど独り旅をしたのです…

7月29日号落ち穂

 「日本の兄弟姉妹が、この数年、中国への奉仕の中で、今までにない厳しい圧力を受け、魂のため大きな代価を払っておられる現実を知り深く感動しています。神様の愛の大…

7月22日号落ち穂

 十数年前のこと、民放のテレビで「西郷隆盛はキリシタンか?」という歴史探訪番組が放映された。そのなかで、当時の西郷南洲顕彰館の高柳毅館長から驚くべき話が出た。…

7月15日落ち穂

 JR北海道の宗谷本線にある一つの無人駅をめぐり存続を求める署名活動が静かに始まっている。駅は「塩狩峠」。宗谷線の無人29駅が、赤字ローカル線の維持が困難とい…

落ち穂

 「少年アレキセイ西郷従理の埋葬式が執り行われた。西郷従道大臣の息子である。日本で初めての正式の正教会式の埋葬であった。神は、晴れ渡って風もないすばらしい日を…

6月24日号落ち穂

 「明治五年の二月二十八日、私たちは横浜港を出航してサンフランシスコに向かったのです。それから、汽車でフィラデルフィアへ行き、そこで皆に別れを告げました。英語…

6月17日号落ち穂

 「欧米の調査では“年を取るほど幸せを感じる人が増える”という結果が出ています。なんと、最も幸せなのは23歳と69歳だという調査結果もあります。一方、日本では…

6月10日号落ち穂

 東京は浅草にある料理屋「やっ古」は、うなぎのかば焼きがおいしいと評判の店で、開業は江戸時代にさかのぼる。夏目漱石の小説にも出てくるこの店、明治の初めに中浜万…

6月3日号落ち穂

 「my bible read to glory forever(ママ)」。古びた扇子にそう英文で書かれていた。サインはJohn mung。今年はジョン万次郎…