4月9日号落ち穂

 今から、ちょうど50年前の4月、本紙編集部は過度の緊張に包まれていた。5月のクリスチャン新聞創刊に向けて、紙面のレイアウトを任された筆者は、初めての作業とい…

落ち穂

 テレビ伝道番組「ライフ・ライン」を全国で放映している太平洋放送協会から、「被災地放送継続支援献金」の要請が届いた。「ライフ・ライン」は現在、北海道から沖縄ま…

落ち穂

 東日本大震災から6年の月日が過ぎ、あの未曾有の災害の痛ましい記憶が自分の中からも薄れていくのを感じる。だが、被災地では今も3万人以上の被災者が仮設住宅での生…

落ち穂

 2月11日に東京で開かれた「信教の自由を覚える集い」で、東北大学教授の長谷部弘氏が内村鑑三の「非戦論」について語っている。内村が日露戦争前に、非戦論を唱道し…

3月12日号落ち穂

 「中国に出征する前のことである。野戦予備病院28班が組まれた日に、兵士全員が靖国神社を参拝することになった。…加来国生と野戦病院の士官、兵士総勢107人が靖…

3月5日号落ち穂

 20世紀初頭、朝鮮の都市、ピョンヤンには200もの教会堂が立ち並び東洋のエルサレムと言われるほどキリスト教会が盛んだった。一人の外国人宣教師の悔い改めから歴…

2月26日号落ち穂

 「父は、上杉鷹山を尊敬し、“あなたが国家に対し何ができるかを問うてほしい”と大統領就任式で述べた言葉も鷹山の考え方の影響を受けたものです」。キャロライン駐日…

落ち穂2月19日号

 今から140年以上も前、熊本英学校の教師として、アメリカの退役軍人のジェーンズが赴任した。科学や思想の知識があったジェーンズは、広い分野で西洋文化を青年たち…

落ち穂

 「公の伝道が許されていない中国で、なぜ、1億人ともいわれるクリスチャンがいるのか」。先月、京都で開かれた牧師研修会で投げかけられた質問である。筆者は、この3…

落ち穂

「日本においてキリスト教国化への偉大な運動が始まろうとしている。政治、経済、教育の分野は一も二もなく処理できるが、この問題はそれらと切り離すようにとくに慎重に…