<落ち穂>旧友のクリスチャン市長との再会

55年ぶりの再会だった。東京で開かれた郷里・大分県別府市にある県立高校の同窓会。忘れかけていた級友の名前を名簿で捜しながら遠い記憶を確かめていく。筆者がクリス…

<落ち穂>黒田家に伝わる十字架刺繍の陣羽織

「官兵衛ブーム」に沸く姫路を訪れた。世界遺産の姫路城も改修工事の3分の2を終え、化粧直しを終えた白鷺城の天守閣が抜けるような青空の下、その美しい姿を現していた…

<落ち穂>老齢年金者の生活と孤独感

 身につまされる番組だった。テレビで、生活苦にあえぐ高齢者の実態がドキュメンタリーで放映された。絵心があるというその男性、現役の頃、65歳になった自分を貫禄十…

<落ち穂>“石を投げる”ことができるのは…

 「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」(新共同訳『新約聖書』ヨハネによる福音書より)。ジャーナリストの池上彰氏が朝日新聞…

<落ち穂>内なる十字架を証しする

 「娘は、専門学校に優秀な成績で入ったのですが、奨学金を貰うためには、共産主義青年団に入団しなければ、と言われたそうです」。結局、娘さんは、自分はキリスト教徒…

<落ち穂>西郷南洲のキリスト教信仰

 鹿児島市にある西郷南洲顕彰館をようやく訪ねることができた。ようやく、と言うのは、5年前に顕彰館館長の高柳毅氏の西郷隆盛に関する研究について自著で紹介したから…

<落ち穂>挨拶言葉の奥深さ

 「ごきげんよう、さようなら」。こんな挨拶が今、流行っているという。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」を観ている人なら、ははーん、と納得するのではないか。…