<落ち穂>被災地と「八重の桜」

NHK大河ドラマ「八重の桜」もいよいよ、落城の悲劇へ向かって物語は展開していく。あまりに戦闘の場面が悲惨で、しばらくは観ないようにしている、と言った大河ファン…

<落ち穂>“変わると信じる”

「…文革後、教会に戻った李は81年に牧師になった。文革で芽生えた党への不信感はぬぐえず、宗教管理に反対する声を上げた。75歳で、教会を離れ、政府が認めない地下…

<落ち穂>明治40年のリバイバル

 「4月6日の夜のこと、少し病んで床に伏していたところ、組合教会員の長野政雄、横山清五郎両氏の訪問を受けた。訪問の趣旨は、聖霊を受けてその喜びに満たされるため…

<落ち穂>西郷隆盛と山本覚馬

 「牢に入れられている覚馬が、どうして、京都の薩摩藩邸の土地を自分のものにできたのですか? 不思議ですよね」。大河ドラマ「八重の桜」を毎週、楽しみに観ていると…

<落ち穂>たくましい現代の八重さん

 25年前、中国南西部にある山岳地帯を旅行者として訪れた。その女性は、今、現地に住む少数民族のために中華系の夫と共に働いている。いったい彼女に何が起こったのか…

<落ち穂>黒子と呼ばれる乳幼児の捨て子

 中国の深刻な社会問題のひとつに、黒子と呼ばれる乳幼児の捨て子の存在がある。一人っ子政策の中国で、どうして捨て子が? と思われるかもしれないが、特に農村部で、…

<落ち穂>内なる人の成長のための投資

 三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂に成功した。このニュースを聞いて、何か勇気のようなものを与えられた高齢者は多いのではないか。筆者もたくさんの元気をもら…

<落ち穂>村上春樹文学と近代合理主義の限界

 「あの子には悪霊がとりついていた」。エリは密やかな声で打ち明けるように言った。「そいつはつかず離れずユズの背後にいて、その首筋に冷たい息を吐きながら、じわじ…

<落ち穂>「こころの友伝道」とは何か?

 戦後まもなく来日したアメリカの神学者ヘンドリック・クレーマーの言葉が波紋を呼んだ。伝道が進まない原因として「信徒が凍結財産になっている」と指摘したのだ。伝道…