<落ち穂>龍馬の甥・坂本直寛 没後100年

 坂本龍馬の甥で政治家から牧師に転身した坂本直寛は1911年(明治44)9月3日、59年の波乱に満ちた生涯を閉じている。今年は没後100年ということで、その信…

<落ち穂>教会が地域の人の心に寄り添うとは

 8月1日、宮城県石巻市八幡町に「お茶っこはうすオアシス」が開設された。「お茶っこ」とは石巻で「お茶出し」を意味する。この働きを始めた「一般財団法人オアシス」…

<落ち穂>

 韓国ソウルのオンヌリ教会主任牧師ハ・ヨンジョ氏が8月2日朝、急性脳出血により天に旅立った◆常に病気と闘い続け晩年は週3回4時間の透析を受けながらの奉仕だった…

<落ち穂>

「聖書をもらうのを忘れたわ。1冊もらっていいですか?」。宮城県南三陸にある仮設住宅でのこと。衣類の配給に駆け付けた被災者の女性は、聖書をもらうためにわざわざ戻…

<落ち穂>東北の村に起こっている国際交流

「すべてが流れてしもうた。悔しくて悔しくて涙も出んかったよ」。女川原発を望む小さな漁港泊浜には、津波の爪痕が今も生々しく残る。イカ捕り漁がいつ再開できるかめど…

<落ち穂>夏の復興活動へ本格化

 7月11日の朝、被災を経験したいわき市を4か月ぶりに訪ねた。駅前の賑わいは地震前の朝と同じ。物資がなく閉鎖されたスーパーは食料品があふれていた。現場は駅から…

<落ち穂>

 南京市近郊の農家の一角から賛美歌が聞こえて来た。土曜日の昼下がりである。上海で日本との貿易業務に携わる呉社長は、土曜日曜を利用して、この農村の家の教会の集会…

<落ち穂>勝海舟が墨した聖書の言葉

 地下鉄銀座線の表参道駅から赤坂方面に向かって約10分、明治の著名人の墓石が建つ都立青山霊園がある。本来は日本人のための墓地だが、例外のように1884(明治1…

<落ち穂>愛の反対語は無関心

 3月11日から3か月半が過ぎて、自分自身のなかにあった被災地への切実な思いがいつの間にか薄れてきているのを感じる。そうであってはいけないと思いつつ、次から次…