<落ち穂>

 南京市近郊の農家の一角から賛美歌が聞こえて来た。土曜日の昼下がりである。上海で日本との貿易業務に携わる呉社長は、土曜日曜を利用して、この農村の家の教会の集会…

<落ち穂>勝海舟が墨した聖書の言葉

 地下鉄銀座線の表参道駅から赤坂方面に向かって約10分、明治の著名人の墓石が建つ都立青山霊園がある。本来は日本人のための墓地だが、例外のように1884(明治1…

<落ち穂>愛の反対語は無関心

 3月11日から3か月半が過ぎて、自分自身のなかにあった被災地への切実な思いがいつの間にか薄れてきているのを感じる。そうであってはいけないと思いつつ、次から次…

<落ち穂>本当に大切なものは

「しかしやはり、震災と、その後に起こったことは思ってもいない展開でした。すべては、突然異常停止するクラッシュから始まり、何とか生き延びるサバイバル逃避行。気が…

<落ち穂>地域の人々と共に生きる教会形成

 アジア・アウトリーチ総裁F・ツイ氏が、「パラダイムの変革」と題し、中国の家の教会の新しい動向について一人の整形外科医のケースを紹介している。6年前、その都市…

<落ち穂>「失ったものはなかった」

「すべてを失ったと思ったけど、失ったものはなかったのです」。仙台で被災した教会の牧師夫人の言葉が耳に残っている。余震の恐怖の中、何度も心が折れそうになったそう…

<落ち穂>カオスのただ中に立つ十字架

 今から70年前のことになる。ヨーロッパに戦雲が立ちこめ、人類史上類を見ないとされたナチによるホロコーストが行われていたそのただ中で、ユダヤ人画家のシャガール…

<落ち穂>中国家の教会からの祈りと義援金

 東日本大震災が起こった2日後には、その北京の家の教会の群れは、日本の被災した教会宛てに長い励ましの手紙を書いた。テレビから流される地震と津波のニュース映像を…