第21回(最終回):コンパッションと他者との距離 「ここに座っていなさい」
境界線―近すぎない側面的な支援を 木原 活信 同志社大学社会学部教授 コンパッション(共感共苦)は他者の痛み、苦しみ、悲しみへの強い共感の感情であり、その連…
同志社大学社会学部教授の木原活信氏に、今日の教会が持つべき視点を学びました。2022年5月~2024年1月、全21回。
境界線―近すぎない側面的な支援を 木原 活信 同志社大学社会学部教授 コンパッション(共感共苦)は他者の痛み、苦しみ、悲しみへの強い共感の感情であり、その連…
イエスの降誕は 人と同じ苦しみ負うため 木原 活信 同志社大学社会学部教授 クリスマスが来るといつも思い出すことがある。15年以上前、当時6歳だった重度の知…
限界知り 弱さ認め 神の息吹求める 木原 活信 同志社大学社会学部教授 コンパッション(共感共苦)が必要なことは再三再四これまで述べてきたが、一方で、その課…
セルフ・コンパッション 「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」(ルカ10・27) 木原 活信 同志社大学社会学部教授 リストカット(自分の手首などをカッ…
ただ子を愛するがゆえの犠牲 木原 活信 同志社大学社会学部教授 「この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから。」(ルカの福音…
「この国に生まれたるの不幸」は今も 木原 活信 同志社大学社会学部教授 東京都八王子市の精神科病院滝山病院で患者虐待事件が起こった。既に刑事事件としても立件さ…
他者の苦悩に共感し「涙を流す」ことこそ 木原 活信 同志社大学社会学部教授 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の有名な詩は、コンパッション(共感…
弟子たちに欠けていたものは? 木原 活信 同志社大学社会学部教授 聖書の中には、よく考えてもその真意が十分に理解できない箇所が幾つかある…
地域に仕える本来の姿がそこに 木原 活信 同志社大学社会学部教授 神奈川県にある中原キリスト教会(ホッとスペース中原)は、壮絶な苦悩の人…
「ともに喜び、ともに泣く」生き方こそ 木原 活信 同志社大学社会学部教授 人工知能(artificial intelligence:AI…