第11回:災害とコンパッション
他者の被害を我がものとする人たち 木原 活信 同志社大学社会学部教授 3月11日で東日本大震災から12年となる。先月2月にはトルコ、シリアで大地震があり大きな…
他者の被害を我がものとする人たち 木原 活信 同志社大学社会学部教授 3月11日で東日本大震災から12年となる。先月2月にはトルコ、シリアで大地震があり大きな…
木原 活信 同志社大学社会学部教授 「ひきこもり」という言葉が最近話題になっている。厚労省の定義では「様々な要因の結果として社会的参加を回避し、原則的には6か…
不登校、ナインのやもめへのコンパッション 木原 活信 同志社大学社会学部教授 …ある母親の一人息子が、死んで担ぎ出されるところであった。その母親はやもめで、そ…
木原 活信 同志社大学社会学部教授 そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。(ルカの福音書2章7節) ◇ ク…
寄留者や孤児の権利を侵してはならない 木原 活信 同志社大学社会学部教授 「あなたがたが自分の土地の収穫を刈り入れるときは、畑の隅々まで刈り尽くしてはならない…
「行ってもつまんない、僕は行きたくない」 木原 活信 同志社大学社会学部教授 「胎内にいたときから担がれ、生まれる前から運ばれた者よ。あなたがたが年をとっても…
「われわれの知ったことか。自分で始末することだ」 木原 活信 同志社大学社会学部教授 前回は、教会内で取り上げること自体がタブー視されるキリスト教と自殺につい…
キリスト教と自殺ー「救いはない」か 木原 活信 同志社大学社会学部教授 キリスト教を求道しておられたある方から次のような鋭い質問があった。「キリスト教では自殺…
コンパッション共感共苦―福祉の視点から③ コイノニア―苦しみすら共有する 木原 活信 同志社大学社会学部教授 キリスト教会では、おなじみの「交わり」という用語…
合理的配慮と教会 木原 活信 同志社大学社会学部教授 2021年に改正・障害者差別解消法が成立したことにより、これまで努力義務だけであっ…