2024年9月に行われた第4回ローザンヌ世界宣教会議に先立って配信された「ローザンヌ運動ポッドキャスト」の内容から、世界宣教の潮流をとらえる。2024年6月~9月、全13回。

基礎の浸食を防ぐ 神、人、被造物の関係性で 第四回ローザンヌ世界宣教会議への旅⑩

第30回配信は「持続可能性」について。「報告」では健康、教会、被造物ケア、債務などの内容を取り上げた。ニューマンさんは「前進する活動に集中しすぎて、基礎が侵食されていることに気づかず、床が崩れる可能性がある。持続可能性を管理することは神による成長の重要な部分」と述べた。 OMFインターナショナルの被造物ケア提唱者のジャスミン・クォンさんは、環境保護と区別し、、、、、、

「失敗」をのりこえる 「ぐちゃぐちゃ」な現実世界で 第四回ローザンヌ世界宣教会議への旅⑨

第四回ローザンヌ世界宣教会議(9月、韓国仁川、オンライン)に向けて、毎週配信中の「ローザンヌ運動ポッドキャスト」(URLlausanne.org/podcast-series/lausanne-movement)から主要な論点を紹介する。第24~29回(3~4月配信)は多様な内容。 第24回配信は、ネパールのヒマラヤン・ホープ財団の創設者であるクマール・アヤルさん。貧しいが、改宗を禁じる憲法をもつ同国の中で、同財団のビジョンは、個人、家族、コミュニティー、そして国全体に対して包括的な方法で支援すること。心理的、社会的、精神的な開発を展開し、クリスチャンと社会の両方のリーダーを育成している。地元の教会、地方自治体や地元のリーダーと協力する。アヤルさんは「信仰と社会的行動は分離できない」と言う。