「イラク再爆撃止めて」米大統領にEメールを--メノナイト牧師が呼びかけ

<イラク再爆撃止めて><メノナイト牧師が訴え><米大統領にEメール攻勢>

 イラクのフセイン大統領が国連の大量破壊兵器査察チーム受け入れを拒んでいることで、クリントン米大統領はオリンピック明けにも再びイラク爆撃を辞さない構えを見せている。これに対し、東京地区メノナイト教会連合コイノニア教会牧師のオゥノ・ミチオ氏(千葉市緑区)は二月十八日、クリントン大統領に軍事力行使をしないようEメールで訴えた。同氏はまた、同様の訴えを米大統領に送るよう電子ネット上で呼びかけている。
 湾岸戦争時、米国の教会では多国籍軍によるイラク攻撃の評価をめぐって賛否が分かれたが、メノナイト派は信仰的な理由から絶対平和主義に立ち、日本でも米国でも、その信徒らは反対の姿勢をとった。 オゥノ氏は、税金が軍事費のために使われるのは信条に反するとして、自衛隊関連費分にあたる税金の支払いを拒否し、「軍事費拒否訴訟」で裁判闘争をしたこともある。
クリントン大統領へのEメールあて先は次の通り。[email protected]

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