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いつもお祈りと尊いご支援に心から感謝しています。

家内と私は今日(7月30日土曜日)ベリカ・ビーガンからオデッサに戻ってきました。(私たちは8月14日までオデッサにとどまって活動を続け、その後、再びベリカ・ビーガンに数日間行き、それからまたオデッサに戻ってくる形になります。)

オデッサ教会の兄姉、ベリカ・ビーガンの兄姉、他の地に離散しているオデッサ教会の兄姉も、それぞれの場所で守られています。みなさまの尊いお祈りに心から感謝いたします。

2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、私たちがベリカ・ビーガンに避難してからすでに5か月が経過しました。しかし、いまだに停戦(終戦)の兆しは見えておらず、多くの“専門家たち”はこの戦争が長期化するという予測を立てています。ロシアはウクライナ東部ドンバス地方の制圧だけにとどまらず、それ以上の領土獲得(特にウクライナ南部)に向けて戦線を拡大させる野心をあらわにしており、オデッサとその周辺にもミサイル攻撃が続けられおり、危険な状態は依然として存在していますが、戦争勃発当初に懸念されていたロシア地上軍と揚陸艦隊によるオデッサ包囲の可能性は現在、低くなっていると考えられています。 今後、戦況がどうなるか分かりませんが、現在のウクライナ南部(ヘルソン・ニコライエフ)での戦闘のこう着状態が続くようなら、私たちは8月中に働きの軸足をベリカ・ビーガンからオデッサに移し、9月から教会の諸活動を再開していきたいと願っています。

現在、すでに行っているニコライエフ郊外の村(マリフカやノーバヤ・ジーズン)への食料支援の働きに加え、8月後半からはオデッサにいる避難民(他の町々、村々からオデッサに避難してきている人々)や生活困窮者への食料支援も始めていきたいと願っており、今そのための準備を進めています。

また、引き続きオデッサとその周辺を守っているウクライナ兵士たちへの物資支援も継続して行なっていきます。(それらの兵士たちは戦況次第でヘルソン・ニコライエフの前線へ派遣されることもあります。)

教会では、8月1日、2日、4日、6日、8日に説教者たちの特別訓練セミナーを行います。また、日曜学校再建に向けて、教師たちの強化の働きも計画しています。

8月13日(土)には上記のニコライエフ郊外マリフカとノーバヤ・ジーズンに食料と福音を届けに行く予定です。主の守りと祝福をお祈りください。

9月3日には結婚式(イリヤ兄とクスーシャ姉)が予定されています(イリヤ兄は兵役中です)。二人はオデッサ教会のCS、中高生クラス、ユースをへて成長してきました。二人の結婚式は私たちにとって本当に大きな喜びです。結婚式の準備を通して主の導きと祝福がありますように、二人と二人の家族、二人を支える教会のためにお祈りください。

船越真人・美貴