落ち穂 筆者が、教会生活の中で人間関係に悩んだことがあった。どうしても受け入れられない教会員がおり・・・

 筆者が、教会生活の中で人間関係に悩んだことがあった。どうしても受け入れられない教会員がおり、愛を説く教会への不信感がつのったのである。そんな時に出会ったのが、『共に生きる生活』(新教出版社刊)だった◆その本には、教会とは何かが分かりやすく紹介されていた。「教会の交わりは、たとえると小さなリングがつながった一つの大きなリングである。小さなリングには、弱いものもあれば強いものもある。しかし、弱くてもそのリングがこわれると大きなリングもバラバラになってしまう」◆それは、どの教会員も神の前にかけがえのない人であることが示され、他の信徒をさばいていた筆者に悔い改めの機会を与えてくれた。最近、その著者であるディートリヒ・ボンヘッファー牧師の波乱の生涯を描いた映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」を見た。そして、感動を新たにしたのである。