ゴスペルボックス2号

いのちのことば社創立70周年記念事業として計画されていた「ゴスペルボックス2号」(移動販売車)が完成。10月1日、東京・中野区中野の同社において、職員へのお披露目と感謝の祈りを献げる時を持った。
巡回スタッフから新しいゴスペルボックスを紹介。続いて、新しいゴスペルボックスが与えられた感謝とこの働きの祝福のために岩本信一社長が祈りを献げた。
ゴスペルボックスの働きは、同社60周年の時に始められ、全国にあるのべ3千420の教会を巡回。今年で12年目の働きとなる。
2台目となる移動販売車については巡回各地、宣教広報誌「種まき」で支援を呼びかけ、たくさんの人たちから支援を受け、その必要が満たされ、今回の導入となった。

北は北海道、南は鹿児島や沖縄の離島を訪問。ゴスペルボックスの働きがなければ伺う事のなかった地域に出向き、たくさんの方々との出会いが与えられた。また、交わりを通して、その地域の宣教の状況を知る機会となり、祈ることができるようになった。また、いのちのことば社の働きを知っていただき、祈って送り出され、全国各地の教会でたくさんの励ましをいただいてきた働きである。

ゴスペルボックスの働きは、私たちの文書伝道の原点。今後も、週日の祈祷会や各種集会に合わせてお訪ねしたり、日曜日の礼拝にスタッフが出席させていただき文書伝道の証しや訪問した各地域で受けた恵みの証し、お勧めの書籍を紹介していきたい。

今回の新しいゴスペルボックスは外開式のため、教会到着後すぐにオープンすることができる。今までは到着後、荷物の積み下ろしなどでスタッフに負荷がかかり、また、準備にも時間がかかっていたが、それらが軽減された。それにより、今後、さらに多くの地域に巡回させていただくことができるようになった。

キリスト教書店の閉店が相次いでいる中で、ゴスペルボックスの働きを通して、今後も福音を携え、手に取って福音文書を見ていただくために、また、福音文書を用いて伝道していただくためにも、全国に出て行く働きを継続していきたいと願っている。

遠方への巡回時には収益だけでは赤字となるため、献金による支援もいただいている。この働きを覚えてお祈りいただくと共に、特に遠方への巡回のために支援をいただければ幸いである。さらにたくさんの教会を訪問するためにも、集会がないウィークデーにも巡回をお受け入れいただければと願っている。

感謝の祈祷会後、ゴスペルボックス2号は東北巡回に向けて出発した。今後、東北巡回後、東海、関西、四国の巡回を予定。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16・15)。【レポート=いのちのことば社宣教室・相澤直実】
献金振込先 郵便振替00170-8-10387いのちのことば宣教団 ※ゴスペルボックスの働きのためと明記。ブログhttps://www.wlpm.or.jp/gospelbox/

クリスチャン新聞web版掲載記事)

 

与えられた感謝と働きのため心を合わせて祈った