CS成長セミナー 説教演習、批評で理解深める 大嶋氏が教理的、実践的に指導
新刊『10代から始めるキリスト教教理』を手にする大嶋氏
教案誌「成長」の発行元であるCS成長センターが毎年主催している「CS教師セミナー」が10月29日、千葉県市川市にある山崎製パン総合クリエイションセンター内 飯島藤十郎社主記念LLCホールを会場に、開催された。今年は「子どもたちに教理を語る」と題し、講師に新刊『10代から始めるキリスト教教理』を10月に出版したばかりの大嶋重徳氏を迎え、様々な教会から84人のCS(教会学校)に携わる教会奉仕者が参加した。
本セミナーは2年ぶりにリアルの会場での開催が実現した。演習プログラムにグループディスカッションの時間が設けられたことや、講演の中では大嶋氏が、より理解を深めることができるようにという狙いから積極的に参加者に問いかけたりと、オンラインでは実現できない、会場ならではの充実した内容となった。
午前の部では、教理を子どもたちに語る重要性を五つの具体的な理由をあげてまず示した後に、聖書教理を語るうえで理解しておくことが必要不可欠な聖書の救いの全体像を、1時間の時間をかけて語った。
創世記から再臨まで順を追う内容でありながら、その情報量の多さを感じさせない、わかりすい解説が語られ、ひと言も聞き漏らさないように耳を傾けている会場の様子が見て取れた。
締めくくりに、「今回の内容を短い説教の中で是非語れるようになってほしい、、、、、、、
(2022年11月13日号掲載記事)