
能登地震キリスト災害支援会(能登ヘルプ)=岡田仰代表=主催による全国情報共有会が7月23日、オンラインで開催され、能登の現在の状況がシェアされた。
輪島市内の仮設住民を戸別訪問している荒川康司氏(聖書教会連盟・輪島聖書教会牧師)は、「仮設住宅にはクーラーが付いていない」と心配する。「ここ数日、30度超えの猛暑が続いているが、仮設住民は扇風機だけで過ごしている。市からクーラー代の補助が下りるわけでもなく、付けるなら自己負担になる。そんな経済的な理由から、扇風機で我慢している」
「医者に掛かると治療代、薬代がかさむ。治療が終わっても、タクシーを拾って帰らなければならない。タクシー代も自己負担だ。そのため、具合が悪くなっても救急車は呼ばない。熱中症で緊急搬送されても、『大丈夫だ』と言う。そんな状況が輪島にはある」
これから水と麦茶を配布する予定だと荒川氏。「仮設住民への熱中症対策が緊急に必要だ」と、訴えた。
そのほか、岡田氏が現在の能登の現状を、実務担当の中橋スティーブン氏が能登での支援活動について報告。祈祷課題としては、▽仮設住民が熱中症から守られるように、▽生業の回復のために、▽異なる団体、教会、信徒の協力が守られるように、▽ボランティアが与えられるように、能登に福音が証しされ、救われる人が起こされ、教会が生まれていくように、などが挙げられた。
【中田 朗】
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