同志社大学「Doshisha New Day」開催 創立150周年を目指し オリジナル賛美歌も
2025年に創立150周年を迎える同社社大学(植木朝子学長)は現在、その歴史と伝統を継承しさらに200年の大計を目指し、社会に発信するための記念事業を種々展開している。11月29日には、同大学今出川校地寒梅館ハーディーホールで「2022年度『Doshisha New Day 』」が行われ、公募により選ばれた同志社オリジナル賛美歌の発表と考案者の表彰、卒業生の千玄室さんによる講演が行われた。
賛美歌の公募では、69作品の応募の中から最優秀賞に選ばれたのは、商学部2年生に在学する堀之内涼さんの作品『主の道を行こう』。同志社女子大学の教員のチームと同志社小学校の子どもたちが歌い披露した。
卒業生で、裏千家15代・前家元の千玄室さんは現在99歳。「同志社の思い出」と題して講演をした。戦争で亡くしたひとりひとりの学友のことを思い出しながら、世界中に和の心を伝える茶の湯をひろめてきた人生を文語文で暗唱されている聖句とともに伝え、参加した者ひとりひとりに深い感銘を与えた。
(レポート・鳥井新平)