ウクライナの船越真人宣教師から現地の情報が12月16日に編集部あて寄せられた。一部編集して掲載する。

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12月16日(金)。オデッサでも朝から空襲警報のサイレンが鳴り響いていました。今朝のニュースでは「南部ミコライフ州のキム知事はテレグラムに、60発ものロシアのミサイルがウクライナ領空に向かって飛んでいるのが観測されたと投稿した」とあります。守りをお祈りください。昨夕のHOPEウィンターDAY11、水曜日から急激に気温が下がったことによって体調を崩しているものが多い中でしたが、守られ、祝福されました。今日のDAY12の祝福をぜひお祈りください。みなさまの上に主の豊かな祝福がありますように、祈っています。

今、ウクライナ軍トップのザルジニー総司令官の発言がウクライナで大きなニュースになっています。それによると、ロシア軍が1月2月に再び北側からキエフを、南側からオデッサを含めた南部に大規模な攻勢をかける準備をしていることを信じる根拠がある、というものです。
インフラ施設に対する執拗な攻撃により、かなり精神的に疲弊しているウクライナ国民にとってこれはかなり衝撃の大きいニュースだと思います。もちろん情報戦の側面も大きいと思いますから一喜一憂してはならないのですが、ただ、ハリコフ奪還とヘルソン奪還を成功に導いたザルジニー総司令官の言葉だけに、非常に重みがあります。ウクライナがこのような攻撃から守られるように、ぜひ続けてお祈りください。

16日朝のロシア軍のウクライナ各地に対する大規模ミサイル攻撃により、ウクライナ全土で緊急停電が導入されており、水・暖房の供給も停止しています。

船越真人・美貴