22日、近江兄弟社の第118回創立記念式が日本基督教団近江八幡教会で行なわれました。近江兄弟社はウィリアム・メレル・ヴォーリズによってはじめられたキリスト教精神を基盤におく事業体です。

この日の記念式では第一部記念礼拝、第二部勤続25年表彰を行なう創立記念式、そして第三部として「25年の思い出を語る」と題して表彰をされた者がスピーチをしました。この日、表彰を受けた者は公益財団法人近江兄弟社友愛の家ヴォーリズ・ヴォーリズ記念病院・中北部地域包括支援センター・学校法人ヴォーリズ学園・株式会社近江兄弟社に属する者10名でした。

礼拝で説教する浅居正信氏(ヴォーリズ学園チャプレン)

各部署を代表した60名あまりの出席者は近江兄弟社社歌「われら湖畔につどいしは ナザレのイエスキリストの み旨かしこみ神の国 うちたてんとて来たりたり」と歌いながら、受けつぐバトンの意味を共に確認していました。

118年前に初めて近江八幡に降り立ったヴォーリズの日記には「寒い。頭痛がする。ホームシック。でもここに来てしまった。」と記されていました。(レポート・鳥井新平=日本基督教団近江平安教会牧師)